生産能力アップと大幅な時間削減を同時に実現！

導入前に抱えていた課題

従来溶剤インクジェットプリンターで印刷後、カス取りそしてアプリケーションフィルムを貼るという作業が当たり前の毎日でしたが、細かいデザインになるとカス取りに非常に時間がかかり人件費がかかる事やアプリケーションフィルムの大幅値上げによりプリント販売価格の値上げをせざるを得ない状況でした。

デザインの周りをカットする線をPCで作成する作業も以外と時間を要する為、ソフト面においても課題がありました。
ガーメントプリンターも所有しており、前処理作業については能力の個人差があり、作業時間のばらつきや仕上がり品質が非常に不安定でした。

導入のきっかけ、重視したポイント

DTFマシンの展示会やデモに参加する事によって今までより作業効率が劇的に改善できると感じ、導入検討に至りました。
DTFマシンを導入にあたり重要視した点は以下の通りです。

◎日本語RIPソフトの操作性
全て見学したわけではないですが英語RIPソフトの他メーカーもあったので、日本語RIPソフトの方が断然操作において優位性があります。

◎デザイン色の再現性
グローバルメーカーであるMIMAKI　RIPソフト’RasterLinkは、PCで表示されるデザインとほぼ同じ色での再現性があり色調整の手間はほぼ皆無であると言えます。

◎ホワイトインクの発色と隠蔽度（カラーTシャツでどれだけ白が強く発色するか）
ここは非常に重要視した点であり他社DTFマシンと比較して圧倒的に隠蔽度は高いです。白の濃度調整も可能なのでとても利便性を感じております。

◎シェーカーの日本語パネルの操作性
パウダーを落とす、止める、温度調整など一目でわかる日本語表記がわかりやすい。

導入後の成果・状況

導入後は8割程度DTFマシンに移行しました。
カス取り作業が無くなり誰が操作してもフィルム完成まで時間のばらつきが無くなり、生産能力のアップ、かつ大幅時間削減につながっております。

デザインそのものをプリントが可能になりフチが付かなくなった事やインクの層が薄く、従来の溶剤インクジェットフィルムより風合いが良いと今までの既存ユーザー様からも大評判なので今後はDTFをメインで切り替えていく方向です。

アフターサービスについて

気になっていたアフターサービスですが、パイオテック様に症状を連絡しますと、細かいトラブルや問題を社内共有していただき解決に向けてスタッフ全員で取り組んでいただだいてる事にとても安心感があります。故障と判断した場合にMIMAKIサービスマンよりすぐに電話連絡があり早く対応していただいております。

MIMAKIサービスマン訪問も比較的早く、修理内容についても満足いく内容です。驚いた事はMIMAKIサービスマンから修理翌日に機械がその後安定しているかどうかの内容について電話をいただいた事です。お客様に機械を快適に使用してもらえるような気遣いがとても嬉しく思います。

弊社担当からお客様へのメッセージ

DTFに限らず、いつも細かい部分も含めた気づきをご報告いただいており、おかげさまで弊社にとっても知識を深めるきっかけとなっており、大変ありがたく存じます。
より有益な情報をご提供できますよう、弊社もDTFを追求してまいります。
今後とも末永く宜しくお願い致します。