DTFプリントが圧倒的に優位!各種プリント手法、転写シートの比較
機能・スペック
2022/02/24
各種ウェアプリント用のプリント手法とその転写シートには、それぞれの特徴、注意点の違いがあります。
本記事では、各種プリント手法、転写シートの比較について解説いたします。
DTFプリント
DTFプリントでは、各工程を手間なく進められる上に、大量の転写シート(マーク)を高品質・低コストで製作出来ます。もちろん、小ロット対応も可能です。
フルカラーでありデザイン上の制約もなく、従来は避けていたようなデザインでもプリントが可能で、プリントの潜在的な需要を掘り起こすことになります。
DTFプリントが、全て同一シートで通用する点も大きな利点の一つです。
従来の代表的なプリント手法について
①シルクスクリーン印刷
1色ごとに製版が必要なため手間もかかる上に、小ロット/フルカラー対応が不可です。
②DTG(Direct to Garment)
濃色生地やポリエステル生地の場合は、「前処理剤と呼ばれる液体を塗布された生地」という条件がつきます。しかも、前処理剤の跡や匂いが残るため、そのケアが必要な場合があり、その分手間がかかります。
DTG-ガーメントプリンタを使いこなせていない利用者は、意外に多いのではないでしょうか?
③転写プリント/ラバーシート
カット/カス取り作業が必要なので、手間がかかります。素材の材質や色によってシートの種類や手法を変える必要があります。
高品質・低コストの追求!DTFプリントの特徴まとめ
《DTFプリントのメリット》
・版なし(無製版、版代不要)
➡ コスト削減
・カス取り作業、リタックなし
➡ 人手/手間の削減
・全自動で転写シート製作
➡ 生産性アップとコストの大幅軽減
・フルカラーで自由なデザイン
➡ 受注案件の対応範囲を拡大
・高度な技術や印刷知識は不要
➡ 未経験でも新規事業の立上げが可能
・小ロットから量産まで対応
➡ 受注層の拡大
・抜群の低コスパ
➡ 価格競争に強い
《課題・改善の余地》
・更なる機材スペックの向上
・スピードアップ、安定性への改善課題の克服
※将来性はあるが新技術のため実績が乏しく、トラブルシューティングに時間がかかる場合があります。
「機材としての信頼性」を得られるように、研究と試行錯誤が必要です。
現時点では、地道に知見と経験を積み重ねて、育てていく設備ということです。
※なお、現在もDTFプリンターの新機能を研究中で、近いうちにその成果のひとつを公開する予定です。
本レポートには、記載時点で企画中のものも含まれています。また、商品ラインナップや仕様は、改良・変更、または廃止される場合があります。導入をご検討の際には、弊社営業担当に最新情報をご確認ください。なお、今後も様々な試作と検証を行い、情報の更新に努めてまいります。
パイオテック株式会社について
私たちはウェアプリント用の印刷機材・資材の専門企業です。
1995年の創業以来、トナー転写・昇華転写や溶剤インクジェット転写及びラバープリントを中心に、各種熱転写を手がけてきました。
長年の熱転写に関する豊富な知見を活かし、ウェアプリント業界で注目が高まっているDTFプリントを安定稼働させるための最適なサポートをさせて頂きます。
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ウェアプリント業界で話題のDTFプリンター(DTFプリント)。日本初の国産DTFプリンター「PT-Jet」や、各種DTFプリンターを取り扱っています。